株式会社すららネット

機関名 株式会社 すららネット
取組のタイトル 自立学習型eラーニング学習による小学生の家庭学習支援を拡大
実施地域(国・都市) スリランカ

 スリランカでは、新型コロナウイルスの感染拡大により学校が3月中旬から休校となり、7月現在、一部再開の動きはあるものの、その状況が長期化しています。この事態を受け、すららネットはこれまで学校や学習塾でのみ提供してきたeラーニングプログラム「Surala Ninja!」を、4月から自宅学習サービスとして提供することを開始し、現在に至るまで750名以上の児童が学習しています。「Surala Ninja!」は、「すらら」の海外版として小学生向けに開発された、インタラクティブなアニメーションを通じて加減乗除の四則計算を楽しく学べる自立学習型eラーニングシステムです。まだ自立的な学習習慣が十分身についていない小学校低学年の児童達でも家庭で楽しく学べます。また、本活動の中では、長引く外出禁止令下で暮らす子どもたちの学習意欲を維持する目的で「オンライン・計算コンテスト」も開始しており、7月末時点で5回のコンテストを開催し、のべ600名以上の1年生から7年生の子どもたちが参加しています。

 休校が長期化する中で、徐々に学校の家庭学習支援も広がりを見せ始めた5月下旬以降、子どもを公立・私立・インターナショナル校に通わせる216名の保護者へアンケートを実施し、「子どもの家庭学習」についての実態調査も行いました。その中で、担任教師からのサポートの不足や、長期化する休校下で子どもの学習意欲の低下や生活リズムの崩れを懸念する声が多くあがりました。その調査結果も含め、現在現地パートナーのネクスト・ラーナーズ社のスタッフとともに、「ウィズ・コロナ」の新たな環境下での教育の継続を模索している小学校向けに日本とのオンライン面談を実施し、日本の休校支援事例の紹介やデジタル教育の有効性を伝える活動も始めています。その中では、1 年前にスリランカの主要都市コロンボで起こった同時多発テロや今回のコロナ禍など、学校が長期休校を与儀なくされるような有事の対応を含め、学びを止めないための「教育継続計画(Education Continuity Plan: ECP)」というコンセプトも紹介しています。

 すでにこの活動を通じて、新たに「家庭学習支援」を目的に「Surala Ninja!」を導入する学校も出てきており、教師へのオンライン研修も開始するなど、教育現場へのデジタル教育の普及活動の輪が広がりつつあります。

suraranet.png

URL・連絡先 https://surala.jp/
© 文部科学省 日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)