学生アスリートによるアルゼンチンでの柔道活動レポート(2018年度EDU-Portニッポン応援プロジェクト:学校法人梅村学園中京大学)

2019年6月13日

学校法人梅村学園中京大学は、2018年度EDU-Portニッポン応援プロジェクトの一環として、2019年2月12日から3月11日にかけての4週間、
アルゼンチンにて柔道の指導を行いました。派遣された配属先は、アルゼンチン日系社会の中心的な役割を持つ在亜沖縄県人連合会(COA)
でした。
アルゼンチン柔道の発展には、日系人の指導者や各日系団体が大きく貢献してきました。1970年代以降は一時的に活動が停滞していましたが、
2000年以降になると、世界選手権やオリンピックでの優勝者を輩出するまでになりました。また、日系社会においても日系指導者(2〜3世)
が柔道場を再開し、有望日系選手を輩出するまでになりました。しかし、現地指導者の指導だけではなく、さらなるアルゼンチン柔道の発展の
ためにJICAボランティアによる指導が要請されました。また、JICAボランティアによる指導を通じた現地指導者の指導力向上と選手の技術向上
を図るため、JICAの大学連携派遣が開始されました。中京大学の派遣は、昨年に続き2回目となります。
活動は、配属先であるCOAを中心に、クラブチームやナショナルチームなど、合計9カ所で行いました。活動の内容は、技やトレーニングの講習
と乱取稽古を実施しました。技の講習では、主に私の得意技である「内股」を説明しました。活動場所によって競技レベルが異なるため、指導する
対象者の競技レベルや年齢層を考え、段階的な指導を意識しました。また、前回の活動と繋がりを持った指導も行いました。
一方、指導者を対象にしたトレーニングの講習では、トレーニングの原理と柔道に必要な有酸素性と無酸素性の能力の両方を同時に鍛えることができる高強度間欠的運動、通称「HIIT」の紹介をしました。今回は、20秒間の高強度運動と10秒間の休息を8回繰り返すトレーニング方法を例に挙げ、実際にその運動強度を体感してもらいました。指導者が柔道の競技特性を理解した上で、今後の稽古に「HIIT」を取り入れ、乱取稽古の際にその効果が発揮されることが期待されます。
前回からの繋がりを持たせた指導の際、前回に指導した内容を継続的に取り組み、動作が改善している選手や指導者が多くみられました。
今回は、継続的に取り組むことの重要性について説明したため、次回は、さらなる改善が見られることを期待しています。
EDU-Portニッポン応援プロジェクトとして、このように海外での柔道指導の経験を積むことができたことは、私自身の柔道における技術や指導方法のスキルアップに繋がる大変良い機会となりました。
写真:左上(技の講習会の様子)、右上(トレーニングの講習会の様子)、左下(乱取稽古の様子)、右下(集合写真)
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