令和5年度出展(DIDAC INDIA 2023)

DIDAC INDIAは、今年で13回目を迎えたインドやアジア地域等の教育関係者が集うインド最大の教育分野のイベントです。教育関係者による会議、ワークショップのほか、様々な教育サービスや教材に係るブース出展が行われました。

 

■DIDAC INDIA 2023概要

開催日程令和5年10月17日~19日
会場Bangalore International Exhibition Centre, Bengaluru, India
運営会社
  • Arclights Eventz Network Pvt. Ltd.
  • India Didactics Association
協賛
  • Ministry of Education, Government of India
  • Ministry of MSME, Government of India
  • NITI Aayog
  • Skill India

 

■EDU-Portブース出展概要

目的
  • インド及び周辺地域の教育関係者に対し、日本型教育について紹介すること。
  • EDU-Portニッポンプラットフォームメンバー機関とインド及び周辺地域の教育関係者とのマッチング機会を創出すること。
出展内容【基礎教育コーナー】

  • 「知」「徳」「体」をバランスよく育む日本の教育について、パンフレットや動画を通じて紹介。
  • 大学・企業・NPOが提供する教育サービスに係るチラシを配布、教材等を展示。
【高等教育コーナー】

  • 日本留学に係る情報を提供。
  • 大学の入学案内等を配布。

 

EDU-Portニッポンは、株式会社タマイインベストメントエデュケーションズ、ヤマハ株式会社とともに出展し、「ジャパン・パビリオン」を形成しました。

 

入口地図に示された「ジャパン・パビリオン」
基礎教育コーナー高等教育コーナー

バンガロール補習授業校からお借りした鯉のぼり

大学案内等
ブース来訪者の様子ブース来訪者の様子
ブース来訪者へのアンケート会場全景

 

来訪者に、日本の教育のうち興味のある分野にシールを貼っていただいたところ、「高等教育・日本留学」という回答が最も多く、次いで「理数科教育」という結果でした。就学前教育に対する関心も高かったです。

 

「日本への留学を考えている」「日本の理科や算数数学の教科書を購入したい」という声も多く聞かれました。「特別活動/TOKKATSU」という言葉は初めて聞いた方が多い一方、日本では教室の清掃を児童生徒が行っていることをご存知の方も多く、自校でもライフスキルを高める教育を導入したいと考えていらっしゃいました。

 

3日間で合計約1,000人の方がブースを来訪され、EDU-Portニッポン事務局がプラットフォームメンバー等18機関からお預かりした教材やパンフレットを手に取られ、動画をご覧になりました。日本の教育への関心の高さがうかがわれました。

 

■「ジャパン・パビリオン」として一緒に出展した企業のコメント

株式会社タマイインベストメントエデュケーションズ当社は日本でも有数のAI特許取得の教材メーカーとしてテキストとアプリケーションの両方で学ぶICT教材を開発しており、現在では3歳から始める能力開発教材と、世界中の有名大学入学を可能とする教材を独自開発しております。インドにも法人を構え、州立大学やDPSグループなどをはじめとした学校で玉井式教材をご導入いただいております。昨年私たちが出展したUAEでの教材展(GESS Dubai Exhibition and Conference)においても、数多くのインド企業の世界への進出が目立っていましたが、今回は改めてインドの教育熱の高さを実感いたしました。玉井式メソッドがDIDACを通じて世界中で学ばれて、少しでも子どもたちの可能性が広がることを願っております。
ヤマハ株式会社ヤマハグループはインドにおいてリコーダー、キーボードのプログラムを初等学校に展開しており、DIDAC INDIA 2023ではインド国内外の教育関係者より、ヤマハの音楽教育への強い関心が寄せられました。この度Yamaha Music India Private Limitedとして、DIDAC Indiaへは3度目の出展となりましたが、インドでは「国家教育政策2020(NEP2020)」が承認されて以降、日本の質の高い教育に対する注目度が年々高まってきていることを体感しています。今後も初等教育における音楽教育の導入・実施を支援していくことで、インドにおける音楽教育の質の向上を目指します。

 

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