EDU-Portニッポンはタイ、バンコクで開催された「バンコク日本博2026」に出展しました

EDU-Portニッポンはタイ、バンコクで開催された「バンコク日本博2026」に出展しました。
バンコク日本博2026

「バンコク日本博」は、タイでのビジネス展開や日本との交流促進を目的としたタイ最大級の日本総合展示会です。今年(2026年)は8月28日(金)~30日(日)にバンコクのクイーン・シリキット国際会議場にて開催され、出展者は319機関、来場者数は139,831人にのぼりました。

EDU-Portニッポンは、学力の向上に加え、「知・徳・体」のバランスのとれた全人的な成長を大切にしている日本型教育の紹介を目的として、日本の小学校の学級会を体験できる参加型セミナーを開催するとともに、教室を再現したブース展示を行いました。

セミナー開催の様子

8月28日(金)、会場内に設けられたステージにて、「日本型教育を体験しよう!」をテーマにセミナーを開催しました。タイ政府が取り組む日本の特別活動(TOKKATSU)の実践に協力するコンケン大学Watchara Suyara氏を進行役として、日本の学級経営を支える日常的な活動である「朝の会」、子どもたちが主体的に考え、対話を重ねながら合意形成を図り、自分たちの学校生活をよりよくしていく「学級会」を実演しました。
朝の会は、日本ではおなじみの「起立・気を付け・礼/おはようございます!」という元気な挨拶で始まりました。その後、参加者は、出席確認や日直・係からの連絡、学級目標の確認などを実際に行い、こうした日々の活動を通じて、児童が自ら役割を担い、協力して学級生活をつくっていく日本の学校文化を体験しました。
学級会では、「日本の姉妹都市から来訪予定の小学生との交流会でどのような活動をするか」「どのような工夫を行ったら言葉が通じなくてもみんなで楽しめるか」について話し合いを行いました。参加者からは「タイ料理を作る」「キックボクシングをする」「民族衣装を着る」「伝統舞踊を踊る」といった活動案、「タイと日本の小学生がバディを作って活動する」「タイの子どもが手本を示して日本の子どもが真似をしたらよい」といった工夫が挙げられました。
事後アンケート(回答者30名)では、87%がセミナーに「満足」、90%以上が朝の会や学級会をタイでも取り入れたいと回答しました。学級会について、「児童が皆で協力して意見を出し合い、投票はしないのに話し合いがまとまる点がよかった」「正しいか、正しくないかは問わずに意見を出せる点がよかった。板書を見ると、今、どのような議論が行われているかが分かる」といった感想も聞かれました。

  • 朝の会(挨拶)体験の様子
  • 朝の会(出席確認)体験の様子
  • 学級会体験の様子
  • 学級会の板書

ブース展示の様子

会期中、日本の小学校の教室を再現し、学校生活を紹介するブース展示も行いました。展示にあたっては在タイ日本国大使館やバンコク日本人学校等のご協力をいただきました。3日間で約460名の方がブースを来訪しました。
ブース内で「タイの学校に取り入れたい日本の教育」についてアンケートを実施したところ、最も関心が高かったのは「防災教育」です。近年、タイでも地震や水害などが多く発生していることから、日本の教室に常備されている防災ヘルメットや月1回の防災訓練に関心が寄せられました。次に関心が高かったのは「探究学習」、続いて「運動会・文化祭」、以下、「掃除活動」、「学級会」、「給食当番」と続きました。これらの活動については、タイでも実施している学校はありますが、タイの方からは「日本では児童生徒の全人的な成長を目的として活動を計画している点が特徴的である」という意見が聞かれました。またバンコクに住む日本の方からは、「海外に出て初めて日本の教育の良さを実感した。海外では経済力によって受けられる教育に差が生じる一方、日本は家庭の所得にかかわらず質の高い教育を受けられる点が大きな強みだと思う」という声が寄せられました。

  • EDU-Portニッポン ブースの様子
  • 来訪者に日本型教育を説明しながらアンケートに答えてもらう様子
  • 日本の給食・食育について紹介する様子

今回の出展では、タイにおいて日本型教育が好意的に受け止められていることを改めて確認するとともに、関心の高いテーマに関する情報収集を行い、さらなる認知度向上につなげる貴重な機会となりました。
ブースへ来訪くださった皆様、ならびに出展にご協力くださいました皆様に、心より御礼申し上げます。

出展にご協力いただいた方々

子どもたちの作品(習字や絵画)、机・椅子:バンコク日本人学校
学校教育目標:東京学芸大学附属小金井小学校
給食レプリカ:公益財団法人東京都学校給食会

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