TICAD 7 併催事業「日本・アフリカビジネスフォーラム&EXPO」

2019年8月28 日(水)から30日(金)に横浜でTICAD7が開催されました。

アフリカ関係者に対するEDU-Portニッポン事業および日本型教育の紹介を行うこと、紹介を通しEDU-Portニッポンのプラットフォームメンバーとアフリカ来場者とのマッチングを図ることを目的に、パシフィコ横浜にて開催された、TICAD7併催事業「日本・アフリカビジネスフォーラム&EXPO」ビジネスEXPOのジャパン・フェアにて、EDU-Portニッポンブースを出展しました。

ジャパン・フェアには延べ約21,000名(JETRO発表、速報値)のアフリカ、日本などの関係者が来訪し、そのうちEDU-Portニッポンブースには386名(アフリカ関係者25カ国151名、日本人関係者235名)が訪れました。

展示したEDU-Portニッポンパイロットプロジェクトの写真や、協力企業・大学・団体などの教科書、給食サンプル、給食エプロン、紅白帽子、パンフレットなどに多くの関心が寄せられました。

アフリカ25ヵ国からのブース来訪者に、自国で興味・関心のある日本型教育の分野について質問をしました。約70名から回答を頂き、幼児教育(22%)、職業教育(21%)、ICT教育(18%)のニーズが高く、一方、昨年10月のTICADサイドイベントで同調査を実施した際には、理数科教育(20%)、職業教育(19%)、ICT教育(16%)が上位を占めていたので、幼児教育のニーズが高まっていることがうかがえます。

来訪者からは様々なコメントが寄せられ、日本型教育への期待、関心の高さが感じられました。ここでいくつかのコメントを紹介いたします。

  • アフリカでは、日本型教育や日本の教育ビジネスのニーズは高いが、接点やきっかけがない。自分は自国での教育関連機関とのネットワークを持っているので、関心のある機関との接点が欲しい(複数)。
  • 日本型の幼児教育を実施し、幼少期から道徳やしつけについて指導したい(ニジェール)
  • 日本はアフリカからの働き手の受け入れが増えてきているので、現地の教育を充実させることは日本側のメリットにもなり得る(日本)
  • 日本での留学や仕事を希望するが、アフリカの国で日本語を学べる機会が限定的であるので機会を増やしてほしい(ガボン)

また、EDU-Portニッポンで作成している「プラットフォームメンバー機関リスト」について、国内外の来場者から大変参考になるとのご意見を多数頂戴いたしました。引き続き、リストに掲載する企業、団体、大学等を募集しておりますので、ご検討ください。

ブースにご来訪頂いた方々、ブース展示にご協力頂いた企業・団体・大学の皆さま、また様々な形でブース出展にご協力頂いた方々にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。

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