第2回 アフリカ地域分科会

2019年1月31日(木)、聖心女子大学4号館/聖心グローバルプラザにて、「第2回アフリカ地域分科会」を開催しました。

地域別分科会は、特定の地域での海外事業展開をより具体的に検討するため、当該地域の教育現場のニーズの紹介や、機関・企業間連携の機会の提供、具体的な事業紹介などを行います。

第1回アフリカ地域分科会(1月16日開催)は、「アフリカ概要と日本の対アフリカ外交」について外務省より、「アフリカ地域におけるJICAの教育協力」と「JICAの民間連携事業『中小企業・SDGsビジネス支援事業』」について独立行政法人国際協力機構(JICA)より、「アフリカの最新経済概況・企業動向」について独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)より講師をお招きし、それぞれ異なる観点からアフリカ地域についてご講演いただきました。

今回は経済産業省の「アフリカビジネスの捉え方」、南アフリカ共和国大使館から同国の概況やビジネス環境に関する発表、そして意見交換が行われました。

プログラム

時間内容
14:00~14:10開会のあいさつ/EDU-Portニッポン概要
文部科学省大臣官房国際課専門職 江上真人
14:10~14:40アフリカビジネスの捉え方
経済産業省通商政策局中東アフリカ課課長補佐(アフリカ室総括担当) 鈴木裕介
14:40~14:55休憩
14:55~15:15大使館発表(南アフリカ共和国大使館)
南アフリカ共和国大使館駐日全権公使 Royce B Kuzwayo
15:15~15:45意見交換
南アフリカ共和国大使館駐日全権公使 Royce B Kuzwayo
15:45~16:00事務連絡/アンケート
名刺交換会

発表資料

 

■ 開会のあいさつ/EDU-Portニッポン概要

江上 真人 <文部科学省大臣官房国際課専門職>

文部科学省「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」の概要とアフリカ地域分科会の主旨を説明しました。

■ アフリカビジネスの捉え方

鈴木 裕介 <経済産業省通商政策局中東アフリカ課課長補佐(アフリカ室総括担当)>

アフリカビジネスの捉え方という観点から、アフリカの経済概況、日本企業・現地企業の事例、JETROの取り組みまで幅広い内容をご説明頂きました。参加者アンケートには、「TICAD7に向けた動きなど、最新情報が聞けて良かった」、「小規模セミナーで直接Policy Makerにお話が聞けてよかったです」との声が寄せられました。

■ 大使館発表(南アフリカ共和国)

Royce B Kuzwayo <南アフリカ共和国大使館駐日全権公使>

南アフリカ共和国の人口構成とビジネス環境、インフラ(ICTを含む)の整備状況、経済特区などに関して、現地の最新かつ詳細な情報をご提供いただきました。参加者アンケートでも「大使館の方から直接、話を聞けて参考になった」、「以前と比べて劇的に成長した南アフリカについて知れた点が良かった」などの感想が寄せられました。

■ 意見交換

南アフリカ共和国大使館駐日全権公使 Royce B Kuzwayo

労働人口、レアアース、電力事情、現地におけるICT教育の可能性などについて活発な意見交換がありました。
今回の分科会は教育関連企業以外の参加もあったため、名刺交換会ではそれぞれの興味関心分野について意見交換を行いながら名刺交換がなされました。
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