訪日中のメキシコの民間団体Innovative Leaders of Learningのメンバー18名が令和7年4月21日にEDU-Portニッポン事務局を訪問し、EDU-Portニッポンの取組や、日本の教育の特色などについて事務局と意見交換を行いました。
Innovative Leaders of Learningはメキシコで就学前・初等・中等・高等教育、ビジネススクール、ロボティクス専門校、大学などを運営する複数の民間教育機関の幹部で構成される団体です。同国の教育の質的向上に向けて世界各国の先進的な教育事例を学び、新たな教育法を開発・実践することを目的に活動しています。
駐日メキシコ大使館の学術・科学担当参事官がEDU-Portニッポンに関する情報を同団体に紹介したことから今回の事務局訪問が実現し、当日は大使館の学術・科学部からも2名の館員が参加しました。
EDU-Portニッポン事務局からは、EDU-Portニッポンのウェブサイトに掲載されている「Basic Education in Japan知・徳・体」のパンフレットや「日本の小学生の一日」の動画などを用いながら日本の教育について紹介したほか、特色ある日本の教育を海外に展開し、そこで得られた気付き・学びを国内の教育現場に還元するEDU-Portニッポンの取組について説明しました。
メキシコ側の参加者からは、以下のような感想が寄せられました。
・日本の教育とはどのようなものかを初めて知ることができ、大変興味深かった。
・世界の教育を改善する方法について考える機会となった。社会の改善と平和構築のための国家間の協力につながる貴重な情報交換ができた。
・日本の教育・文化が、児童生徒に知識を与えるのみならず、それを実践するための新たな考え方を生み出していることを知った。
・メキシコの教育において自分たちのアイデアを実現するためのヒントになる、多くの学びが得られた。
・自分たちが運営するメキシコの教育機関とEDU-Portとの関係を構築したい。