クエストカップ2019でベトナムチームが発表

2019年3月5日

2017年度EDU-Port応援プロジェクト「ベトナムにおける、主体的・対話的で深い学びを実現する日本型キャリア教育の実践導入とその指導法支援」(株式会社教育と探求社)にて開催された第4回クエストキャリア in ハノイ2018の優勝チーム(The Happyチーム)が来日し、クエストカップ2019全国大会(2019年2月23日、於立教大学)にてプレゼンテーションを行いました。EDU-Port事務局はその様子を取材しました。
株式会社教育と探求社は、全国140校、約2万5千人の小中高生に探究学習プログラム「クエストエデュケーション」を提供しています。そのうち、企業探究コース「コーポレートアクセス」部門は、実在する企業のインターンシップを教室で体験し、企業理念や活動への理解を深め、企業から出された課題(ミッション)に対する答えを提案するというものです。クエストカップ2019全国大会では、応募のあった2,847作品からグランプリを決定すべく、8チームが最終プレゼンテーションを行いました。
グランプリに輝いた聖心学園中等教育学校「富士田フジコ」チームは、「思いもよらぬものがつながることで生きる歓びがあふれ出す新サービスを提案せよ!」という富士通株式会社からのミッションに取り組みました。「自分で考えて進む力を育て、目標を達成する時こそ、歓びがあふれ出す時だ」と考え、「自問自答を可視化して、自分で考えることをサポートするヘッドホン」製作の企画を提案しました。

8チームによるプレゼンテーションが終わると、いよいよベトナムのThe Happyチームによる特別プレゼンテーションです。プレゼンテーションに先立ち、駐日ベトナム大使館ファム・クアン・フン一等書記官より、日越外交関係樹立45周年やベトナムにおいて教育改革を行う中で日本型教育が注目されていることが紹介されました。
日本に到着したばかりというThe Happyチームは少し緊張しているように見えましたが、春らしい色合いのアオザイに身を包み、晴れやかな笑顔でステージに上がりました。ベトナムで即席麺のシェアの半分を占めるエースコックベトナムから出された「企業の理念を実現し、ベトナムの人々が『あっ』と驚く新規事業を提案せよ!」というミッションに対し、The Happyチームは、ベトナムの栄養教育の課題とエースコック社の理念を分析し、「Happy Vietnam」「Happy Acecook」そして「Happy World」を実現するACELAND(健康テーマパーク)設立を提案しました。プレゼンテーションは、持続可能な開発目標(SDGs)の目標3「すべての人に健康と福祉を」及び目標8「働きがいも経済成長も」に貢献する提案であるとして締めくくられ、会場からは大きな拍手が送られました。
答えのない課題に取り組む探究学習は、日本のみならず、ベトナムにおいても未来を担う人材育成に有効であるということを改めて実感した1日でした。
※ 2018年12月5日付「第4回クエストキャリア in ハノイ 2018 開催報告」もご参照ください。
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