第2回 中南米地域分科会

2019年10月7日(月)、聖心女子大学4号館/聖心グローバルプラザにて、「第2回中南米地域分科会」を開催しました。

第2回中南米地域分科会は、中南米に焦点を当て、当該地域の教育現場のニーズや最新情報を共有し、日本の教育関連機関(行政機関・企業・大学・NGO/NPO等)の具体的な事業展開を後押しすること、講師、参加者間のネットワークの機会を設け、海外展開の協働の場を醸成することを目的に開催しました。

今回は、帝京大学江原教授による中南米の教育事情、駐日ブラジル大使館、チリ貿易振興局による各国の教育事情についてご発表いただきました。

なお、当日は追加席を設けるほどの多くの参加者にお越しいただきありがとうございました。

プログラム

時間内容講師(敬称略)
14:00~14: 05開会のあいさつ/ EDU-Portニッポン概要文部科学省 大臣官房国際課
国際戦略企画室長 三輪善英
14:05~14:35中南米地域の教育事情帝京大学外国語学部教授 江原裕美
14:35~15:10ブラジルの教育事情駐日ブラジル大使館教育協力部
Leandro Diaz Napolitano
15:10~15:20質疑応答
15:20~15:30休憩
15:30~16:05チリの教育事情チリ貿易振興局 日本オフィス代表
Jaime Rivera
16:05~16:15意見交換会
16:15~16:20アンケート/閉会のあいさつEDU-Portニッポン事務局
((株)コーエイリサーチ&コンサルティング)
16:20~16:50名刺交換会

発表資料

 

■ 開会のあいさつ/EDU-Portニッポン概要

三輪 善英 <文部科学省大臣官房国際課国際戦略企画室長>

文部科学省「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」の概要について、最新情報を交えながら説明しました。

■ 中南米地域の教育事情

江原 裕美 氏 <帝京大学外国語学部教授>

中南米地域の教育について、変遷と豊富なデータを基にご説明頂きました。
参加者からは「TERCE分析の話が大変参考になった」、「データや資料が豊富で、中南米地域の教育についてアップデートできる内容だった」との声が寄せられ、大変好評でした。

■ ブラジルの教育事情

Leandro Diaz Napolitano 氏 <駐日ブラジル大使館教育協力部>

ブラジルにおける教育法規や今年7月に施行された最新の教育施策、また日本におけるブラジル学校の現状についてご紹介頂きました。また、日本の教育分野に期待することについて、とても有益なご意見を頂戴しました。

■ 質疑応答

中南米の雇用を促進するにはどのような協力が必要かといった質問が上がり、日本におけるキャリア教育や就活システムの有用性が提案されました。

■ チリの教育事情

Jaime Rivera 氏 <チリ貿易振興局 日本オフィス代表>

日本とチリの共通点を踏まえ、日本の防災教育や農業漁業分野の教育・研究がチリにおいても活用できること、日本とのチリの大学間協定やチリへの留学プログラムについてご説明頂きました。

 

次回はベトナム分科会を2019年11月8日(金)に開催予定です。
詳細はEDU-Portニッポンメールマガジンならびに本ホームページをご確認ください。

このページの先頭へ戻る