トピックセミナー(教師教育)2019.09.26

2019年9月26日(木)、聖心女子大学4号館/聖心グローバルプラザにて、「トピックセミナー(教師教育)」を開催しました。

今回は、教師教育をテーマに、文部科学省より日本の教員研修、JICAの教師教育支援、EDU-Portニッポンのパイロット事業実施機関である国立大学法人鳴門教育大学および株式会社内田洋行より教師教育の具体的な活動内容や成果についてご発表いただきました。また、今回もSkypeによるライブ配信を行い、多くの方にご視聴いただきました。

プログラム

時間内容講師(敬称略)
14:00~14:05開会のあいさつ/EDU-Portニッポン概要文部科学省 大臣官房国際課
国際戦略企画室 室長補佐 松永 佳子
14:05~14:15我が国における教員研修について文部科学省 総合教育政策局
教育人材政策課 課長補佐
赤間 圭祐
14:15~14:45JICAの教師教育支援/民間連携事業独立行政法人国際協力機構
人間開発部基礎教育グループ
基礎教育第一チーム 課長 澁谷 和朗
14:45~15:15カメルーン共和国における教材研究に基づく日本型授業研究国立大学法人鳴門教育大学教員教育国際協力センター
教授/副学長
小澤 大成
15:15~15:25休憩
15:25~15:55カンボジアにおける日本開発デジタル教材を活用した日本型「指導要領の実践」株式会社内田洋行 顧問/
日本教育工学会 国際担当評議員
影戸 誠
15:55~16:05質疑応答/アンケート
閉会のあいさつ
EDU-Port事務局
16:05~16:30名刺交換 

発表資料

 

■ 開会のあいさつ/EDU-Portニッポン概要

松永 佳子 <文部科学省 大臣官房国際課 国際戦略企画室 室長補佐>

文部科学省「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」の概要について、最新情報を交えながら説明しました。

■ 我が国における教員研修について

赤間 圭祐 <文部科学省 総合教育政策局 教育人材政策課 課長補佐>

日本の教員免許制度や教員研修の実施体系、近年の教員養成に係る政策動向について詳細なデータとともにご説明頂きました。

■ JICAの教師教育支援/民間連携事業

澁谷 和朗 氏 <独立行政法人国際協力機構 人間開発部基礎教育グループ基礎教育第一チーム課長>

世界の教育課題やJICAが実施している教育協力事業の成果と課題、具体的な活動事例について、ご経験談を交えてお話しいただきました。参加者からも具体的な事例が詳しく紹介されて参考になったとの声が寄せられました。

■ カメルーン共和国における教材研究に基づく日本型授業研究

小澤 大成 氏 <国立大学法人鳴門教育大学 教員教育国際協力センター 教授/副学長>

EDU-Portニッポンの応援プロジェクトとして実施している、カメルーン共和国での授業研究を通じた教師教育の実践について、背景や活動内容、活動を通じた日本の国際化への貢献についてご説明いただきました。参加者からは、EDU-Port事業の実践について知る機会となり有意義であったとの感想が寄せられました。

■ カンボジアにおける日本開発デジタル教材を活用した日本型「指導要領の実践」

影戸 誠 氏 <株式会社内田洋行 顧問 / 日本教育工学会 国際担当評議員>

EDU-Portニッポン応援プロジェクトとして実施している、カンボジアにおけるデジタル教材を活用した小学校英語の指導法研修について、動画での紹介を交えながら、ご説明いただきました。参加者からも、具体的なイメージが掴めて分かりやすかったとの意見が寄せられました。

 

質疑応答では、Skypeライブ配信視聴者からも質問が寄せられ、活発な質疑応答がなされました。
名刺交換会では、興味関心の近い参加者同士による積極的な交流がなされました。

次回のトピックセミナーは幼児教育をテーマにし、2019年10月25日(金)に開催予定です。
詳細はEDU-Portニッポンメールマガジンならびに本ホームページをご確認ください。

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