国立大学法人筑波大学

本研究では、エジプトの小学校で導入・実施されている特別活動(Tokkatsu)の現地化の実態を調査し、個人と社会のウェルビーイングを支える要素ともいわれる非認知能力に与える影響を明らかにします。さらに、エジプトの関係者と共同で、質保証を目的とするディプロマ・プログラムを作成することを通じて、国際的通用性と倫理性を備えたグローバル・スタンダードな日本型教育モデルを開発します。
また、エジプトで実施中のODA事業と相乗効果を発揮するとともに、カイロ日本人学校の協力を得て、人材の重層的ネットワーク強化にも貢献します。日本特別活動学会との連携を通じて、調査結果を国内に還元し、日本の教育の国際化につなげるとともに、将来的にグローバルサウスと呼ばれる国々の教育改善にも貢献できる知見の創出を目指しています。

公募事業名令和5年度調査研究
採択事業名非認知能力の育成に向けた特別活動の国際化と質保証に関する研究 ~日本型教育先進地エジプトにおけるTokkatsuの効果検証~
対象国エジプト
その他(ウェブサイト) 「非認知能力の育成に向けた特別活動の国際化と質保証に関する研究」ウェブサイト
2024年1月19日
「非認知能力の育成に向けた特別活動の国際化と質保証に関する研究~日本型教育先進地エジプトにおけるTokkatsuの効果検証~」に関する活動報告、研究成果、イベントなどの情報を掲載している。
担当者:京免徹雄
メール:kyomen@human.tsukuba.ac.jp
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